ギャングキング【88点】

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合計 ストーリー キャラクター 世界観 読みやすさ
88 9 9 10 10 9
意外性 臨場感or迫力 お薦め度 全体性 面白さ
7 8 8 8 10

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書評

 世の中に多くのヤンキーマンガは存在するが、その中でもNo1の作品であると断言できる。絵・ストーリー・キャラクター、これらが高いレベルで見事に融合している。
 薔薇十字学園に通う主人公であるジミー。彼には「和彫りのジミー」というあだ名が付けられている。子どもの頃助けられた恩人の背中に立派な彫り物があったことから彫り師になることを夢見て自分で自分の身体に入れ墨をいれてしまうようなぶっとんだキャラクター。しかし、そんな行動からは予想もつかないほど生きることに真剣で、友達思いのジミーの周りにはいつも人が集まってくる。女連れの時はケンカをしない、友達がやられたらすぐに仇をとりに行く、真っすぐでバカ正直な彼の生き方が読者をひきつける。
 そしてジミーのライバルであるピンコ。彼は「力」というものを模索し続けている。昔に起きたある事件により彼は生き方を大きく変えてしまう。いつも曲がらないジミーと生き方を曲げたピンコ。この二人を中心に、個性的なキャラクターたちが暴れまわる。
 青春時代ゆえの葛藤がマンガの中に散りばめられており、がむしゃらに生きていたあの頃を思い出させてくれるマンガである。

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外部サイト「ソク読み」

 

◆この作者の他作品◆
セブンスター【76点】
ドリームキング【81点】

 

評価点数の詳細を読む(ネタバレを含みます)

徹底評価

絵  9点

連載が進むにつれて絵が変わっているが、良い方に変わっているので高評価。
マンガの絵として素晴らしいといえる。目に独特の描写をしているところも良い。

ストーリー  9点

ヤンキーのケンカマンガだが、入れ墨を自分で自分にいれた主人公ということで他とは一線を画した出来栄え。
気持ちを熱くさせるストーリーが多い。

キャラクター  10点

キャラクターは文句なし。どのキャラも思い入れがでてきてしまう。
メインキャラだけではなくその他のキャラクターも考えられている。

世界観  10点

薔薇十字学園、卍牡丹高等学校、小金沢高等学校といったような学校の名前やキャラクターのあだ名であるジミー・バンコ・サイコ・ピンコなど独特な世界観でこちらを引き込んでくれる。
単純なケンカマンガだけではない魅力も多く含まれている。

読みやすさ  9点

絵がマンガとして読みやすく、そして話がスムーズに進行していくのでとてもテンポよく読み進められる。
無駄な描写がほとんどない、屈指のマンガだと思う。

意外性  7点

主人公が圧倒的に勝つかと思えば意外とそうでもない。
まずまずのバランスで意外性を含んでいる。

臨場感or迫力  8点

ケンカシーンは見ごたえがある。
ワーストやクローバーもおもしろいマンガだが、やはりこのマンガが不良マンガでは一番であると思う。

お薦め度  8点

ヤンキーケンカマンガの中では最もお薦めできる。
絵やストーリーなど全体的に完成度の高いマンガであると言える。

全体性  8点

いろいろな話が描かれるが、大筋ではブレることなく進んでいた。
世界一の彫り師になるという夢の進展状況が気になるが、全体としてまとまっていて高評価。

面白さ  10点

面白さは文句なし。
トータルでバランスの良い作品であり、私の中ではトップクラスのマンガである。

合計  88点

 強くお勧めできるマンガである。強さについてや友情についてなど考えさせられる要素が入っていたり、熱くなれるシーンやギャグ要素も盛り込まれている。無駄な描写が少なく一気に読み進められる気持ちの良いマンガ。
 休載したままどうなってしまうかと不安だったが、連載が再開されて新刊も発売された。ハンターハンターと並んで、最終回まで絶対に読み切りたいマンガである。

個人的な見所

 女連れの時はケンカしないこと
 強さとは何なのか
 働いてお金を稼ぐとはどういうことか
 こういった問題に対して真剣に考えさせてくれる。個人的にバンコの葛藤というものはよくわかる気がする。愛すべきキャラクターである。

 

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