ナルト【76点】

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合計 ストーリー キャラクター 世界観 読みやすさ
76 7 7 8 8 9
意外性 臨場感or迫力 お薦め度 全体性 面白さ
6 7 8 8 8

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書評

 ジャンプらしい王道SFバトルマンガとよぶにふさわしい作品。忍者ものではあるが、古めかしい表現と現代が奇妙に融合して独特の世界観をつくりあげる。
 落ちこぼれ忍者とよばれた主人公であるうずまきナルトの体内には強力な力をもった九尾の妖狐が封印されている。両親のいないナルトはそれによって周りから忌み嫌われるが里一番の忍者である火影を目指して数々の試練を乗り越えていく。友や師とよべる人たちとの出会いや別れを経て、心身ともに成長していくナルトに自身の思いを重ねる人も多いだろう。
 単に目の前の敵を倒すだけではない、対話によって分かり合おうとする展開は少年マンガでは稀有な要素であるといえる。リーダーになるためには周りに認めさせるのではなく、周りに認められたものが真のリーダーになることができるということを分からせてくれる作品である。

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徹底評価

絵  7点

第一話から絵が大きく変化することがない。
背景も書き込みすぎず、アクションマンガとして読みやすい絵である。

ストーリー  7点

王道の少年マンガとして非常に分かりやすい。
暗い過去をもった主人公が少しずつ周りに認められて強くなり、最終的に悪者をやっつけてヒーローになる。

キャラクター  8点

多くのキャラクターが登場するが、忍術という広い設定のために個性豊かに作られている。
主人公とライバルの性格が分かりやすく、主人公が師事する人たちもうまく描かれている。

世界観  8点

忍者の世界というものを、近代と融合させながら独特な世界を創り出している。
文明が進んでいるようで進んでいないところが謎だが、かえってオリジナリティをもたらしているように感じた。

読みやすさ  9点

絵がシンプルでストーリーも分かりやすいために非常に読みやすい。
修行→敵を倒す→強い敵があらわれる→修行→その敵を倒す。この王道マンガテンプレートのために楽に読める。

意外性  6点

意外性は平均値。主要キャラもほとんど殺されることもなく進んでいく。
死んだと思ったら生き返るパターンがあり、その演出はあまり好みではない。

臨場感or迫力  7点

戦闘シーンの迫力はある。
メインキャラの強さインフレが進んで、少し臨場感に欠けてしまったが、最終戦争は読みごたえあり。

お薦め度  8点

ワンピースと並び少年ジャンプ王道バトルマンガとして読んでおくべきだろう。
内容からしたら巻数のボリュームが気になるところではある。

全体性  8点

全体としてよくまとまっている。
ナルトがいろいろな修行をしており、それぞれのモードの強さがボヤけてしまったところがもったいない。
一人でいくつも設定をもつ必要はなかったと思う。

面白さ  8点

面白いマンガである。
一時代を築いた作品として残っていくだろう。

合計  76点

 ワンピースと同じくジャンプ史に残る名作だろう。王道マンガのために突出したものが少なく、合計点があまり伸びなかった。やはり、仙人モードや九尾を使ったモードなど設定が増えすぎたのがもったいないと感じる。修行シーンを減らし、10巻ほど短くたたんでいれば好評価だったかもしれない。最終戦争も迫力があって良いのだが、過去のキャラを復活させて短くなぞるというのは必要なかった。
 カカシや自来也のようなキャラクターは非常に好印象で、うまくストーリーともかみあった。仲間たちと友情を深め、ライバルと己を高めあう、王道少年マンガの一つである。

個人的な見所

 やはりカカシの活躍である。最終決戦のどインフレの状況でも、何とか戦力になりながら頑張っていた。死んだと思って生きかえるというマンガの設定では禁断の方法で最後まで貢献した。上司にしたいキャラ筆頭である。そして強いのか弱いのかいまいちわかりにくキャラでもあった。

 

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