ハンターハンター【80点】

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合計 ストーリー キャラクター 世界観 読みやすさ
80 7 8 8 9 7
意外性 臨場感or迫力 お薦め度 全体性 面白さ
8 8 8 8 9

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書評

 財宝や賞金首、遺跡など希少な物を追いかける人をハンターとよび、ひとたびハンターになれば莫大な富と名声を得られると言われている。そんなハンターの中でも屈指の実力をもつジンを父にもつ主人公のゴン。彼はまだ見ぬ父を探すためにハンターになることを決意する。
 前作の幽遊白書にも見られた独特の富樫ワールドがこの作品でも繰り広げられる。少年マンガではあまり見られないグロテスクな描写、心の奥深くを読み取る心理戦、特殊能力の奇抜な設定などあますことなく堪能できる。 度重なる連載の休載で読む側はやきもきすること間違いなしだが、読まずにはいられないハンターの世界を体感してほしい。

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◆この作者の他作品◆
幽遊白書【73点】
レベルE【75点】

 

評価点数の詳細を読む(ネタバレを含みます)

徹底評価

絵  7点

絵は完成度にばらつきがあって採点が難しい。
上手だと思うのだが、完成原稿とは思えないものが掲載されていたりする。
もちろん他マンガ作者が完成したものを載せているために、絵は上手だと思うが減点した。

ストーリー  8点

ストーリーは分かりやすく少年マンガ向き。
アルカの話や選挙の話はなぜそこまで深める必要があったのかわからないために少し減点。

キャラクター  8点

キャラクターもバランスがとれていて高評価。
念という能力によるキャラクターの区別も分かりやすく良い。

世界観  9点

ハンターというものを少年マンガ風に味付けしている。
幽遊白書に続いて、独特の世界観があり素晴らしい。

読みやすさ  7点

先にも述べたアルカ編や選挙編が突然読みにくい。
それまではテンポの良いバトルマンガなのだが。

意外性  8点

メルエムに対してネテロが全く歯がたたないあたりは意外だった。
どうやってその敵を倒すのかの解答が秀逸。
メルエムの最期は何とも表現しがたいシーンだが、個人的にはアリだと思っている。

臨場感or迫力  8点

バトルシーンはさすがの見ごたえ。
マンガの見せ方をしっかりと分かっている。

お薦め度  8点

間違いなくお薦めしたいマンガなのだが、いかんせん連載が不定期のために減点。

全体性  8点

やや横道にそれる話もあるが、全体としてはまとまってストーリーが進んでいる。
主人公しか強いキャラがおらず、他のキャラが戦えない状態にならないために良い評価。
これからの盛り上がりもあるようなので期待感も込めて高評価。

面白さ  9点

かなり高いレベルでまとまっているマンガである。
休載していてもこれだけ人を惹きつけ続けるマンガは他にないだろう。

合計  80点

 王道少年マンガの良さとマンガの深さを同時に体感できる作品である。まっすぐな主人公と闇を抱えた仲間。彼らに関係するキャラクターたちの個性。独特の世界観とストーリーの裏に描かれる作者のセンス。このあたりが不思議に融合しているように感じる。
 幽遊白書のように最後が尻すぼみにならないように願う。というよりも最終回が読めるように願っている。

個人的な見所

 キメラアント編で人間とそれ以外を分ける境界について考えさせられた。人間が無条件で全ての上にたつ生物ではない。食物連鎖に勝利することで地球上に君臨できている。われわれよりも強い生物があらわれた時に滅びるのは必然なのだと思わされた。
 上にも書いたが、キメラアントの王であるメルエムが亡くなる瞬間は人間の愚かさと生きることを再認識させられた。マンガでの敵キャラにここまで思い入れを抱いたことはほとんどない。

 

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