獣医ドリトル【77点】

[ad#kijiue]

 

 

合計 ストーリー キャラクター 世界観 読みやすさ
77 7 8 7 8 8
意外性 臨場感or迫力 お薦め度 全体性 面白さ
6 6 10 7 10

*スマートフォンでご覧の場合は表を左右にスクロールしてください

書評

 鳥取動物病院の院長である鳥取健一は名前と動物の言葉を理解できるという理由からドリトルと呼ばれていた。獣医としての腕は一流だが口が悪くお金にもがめつい性格をもつ。しかしそれは人間社会で動物が暮らすためには飼い主が必ず必要であり、治療に対して相応の対価を支払うことにより獣医のビジネスが成り立つという確固たる信念からきている。彼の腕を求めて様々な動物が今日も運ばれてくる。
 一見すると獣医師の奮闘マンガかと思うが、我々がもっと考えなければならない問題を多く含んでいるマンガ作品。人間と動物がともに暮らすこと、絶滅し得る動物のこと、環境を破壊する外来生物のことなどこの作品から学ぶことは多岐に渡る。動物がもたらす声なき声にあなたも耳を傾けてほしい。

試し読みをする
外部サイト「ソク読み」

 

評価点数の詳細を読む(ネタバレを含みます)

徹底評価

絵  7点

絵はまずまずの評価。
人間と動物の描写のバランスはとれているようには思う。

ストーリー  8点

一話、もしくは二話完結型。
起承転結が分かりやすく内容が理解しやすい。 幅広い年齢層向けで高評価。

キャラクター  7点

主要キャラよりも動物に目がいってしまう。
多種多様な動物たちにこの点数をつけた。 無愛想だが動物には優しい主人公の獣医も高評価ではある。

世界観  8点

獣医やペットという世界を分かりやすくそして簡潔にまとめている。
動物たちのトラブルは今現在に起こっている問題であることを認識させられた。

読みやすさ  8点

絵がライトでかつストーリーがわかりやすいためにこの評価となった。
話を深めても良いような気もするがこれくらいが読みやすく飽きにくいのかもしれない。

意外性  6点

こち亀のようなある意味テンプレートのストーリーなのがこのマンガの良いところでもある。
そのため意外性は平均点。 意外性よりは読み物として楽しめる。

臨場感or迫力  6点

マンガの性質上、臨場感は少ない。
治療の描写は減らしてストーリーで読者をひきつけるスタイル。

お薦め度  10点

年齢を問わずお薦めできる作品。
ぜひ、一度手に取ってもらいたい。

全体性  7点

全体としてはまずまずまとまっているのではないか。
終わり方が難しかっただろうがそういったところに落ち着くだろうという展開。

面白さ  10点

あえてこの点数をつけた。 ぜひこのマンガは読んでみてほしい。
われわれが考えなければいけないことを、動物を通して学ばせてくれる。
人間が忘れているものを動物が持っていることに気付かされた。

合計  77点

 マンガ作品としてというより啓蒙書として読んでおくべきであると言える。主張性が強いがマンガとして読みやすく仕上げてくれているのでとても印象が良い。 ペットや動物に興味がない人もこのマンガで学べることはあるはずだ。 子育てやしつけについて、動物たちはどんな先生よりも上手に教えてくれる。

個人的な見所

 ペットとして飼ったらそれはもはや動物ではなく人間社会に適合させて暮らさなければならない。 飼い主が責任をもつ。 当たり前だが難しいこの問題を共に考えさせてくれる。 そして、 動物が生きるということは美しく尊いもの。 われわれ人間は動物たちから見てそう思われているのか。 それをもう一度見つめなおしたい。

 

記事をたたむ

 

 

[ad#kijishita]