高校鉄拳伝タフ(タフvol1)【79点】

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合計 ストーリー キャラクター 世界観 読みやすさ
79 7 7 8 8 8
意外性 臨場感or迫力 お薦め度 全体性 面白さ
7 9 8 9 8

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書評

 灘神影流活殺術という実戦的武術の第15代目継承者になるべく生まれた主人公である宮沢喜一、通称キー坊。幼少期から格闘術を父である静虎から叩き込まれ、高校生ながらプロの格闘家でも歯が立たないほどの実力をもつ。そんな強さとともに真っすぐな信念も父静虎によって教えられ、単に強ければ良いだけではない更なる高みへと登り続ける。
 本格派格闘マンガであるが、バトルシーンの緻密な描写と強いメッセージ性によって確固たる地位を築いているこの作品。1993年から現在も連載が続くキー坊の成長絵巻の始まりをぜひ読んでもらいたい。

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◆この作者の他作品◆
TOUGH(タフvol2)【83点】
傷だらけの仁清【75点】

 

評価点数の詳細を読む(ネタバレを含みます)

徹底評価

絵  7点

連載初期はかなり大味の絵だったが中盤からまとまってきた。
今作はマンガチックな表現もあるが次作のTOUGHになるとリアルな絵がほとんどとなる。

ストーリー  7点

ストーリーは単純な展開。強い敵を倒し、さらに強い敵が現れる。
トーナメント大会で終わるかと思ったら灘神影流を掘り下げる新たな展開になったので高評価。

キャラクター  8点

現実の格闘家をアレンジしている場合が多くおもしろい。
格闘技に明るい人は楽しめるキャラクターが多い。

世界観  8点

単なる格闘技のバトルものではなく、オリジナルの武術と一本筋が通った格闘技信念で独特の世界観を作り上げた。

読みやすさ  8点

絵もストーリーも読みやすい。
バトルシーンは凄惨な表現もあるので読み手は選ぶ。

意外性  7点

キャラを隠したり新たなキャラを投入したりと単調になりがちなストーリーに工夫している。

臨場感or迫力  9点

バトルシーンの迫力はさすがと言える。
丁寧な筋肉の描写などすばらしい。

お薦め度  8点

格闘技に興味のある人は読んでみるべきである。
プライド、K-1全盛期の懐かしい選手が多い。

全体性  9点

進むにつれて絵がまとまり、そして盛り上がったところでトーナメントという盛り上がりを作った。
良い頃合いで次作のTOUGHにつなげた。

面白さ  8点

格闘技マンガではかなり高評価のマンガ作品である。
高校時代に読んでいたが、友達にもファンが多かった。

合計  79点

 格闘技ブームの時に連載していた作品なので思い入れがある。バトルシーンもリアルに描いていたので、格闘技の奥深さとかっこよさ、そして暴力の悲惨さの両方を感じることができた。グレイシー柔術のヒクソンやホイス、高坂剛やアントニオ猪木など、現実のファイターたちをアレンジしたキャラクターが多く登場するので、次にだれが登場するのかが楽しみになる。
 マークケアーが好きだったので、マークハミルトンを応援していた。褐色の筋肉から繰り出される打撃としなやかな動きは印象的だった。

個人的な見所

 主人公の父親である宮沢静虎は人生の師と仰ぐべき存在であると思っている。彼のもつ信念や考え方に強く影響を受けた。父親とはかくあるべきという姿を見せながら、それでも悩み続ける姿は正に理想の姿であるように思う。父親は強くたくましく、そして子どもの目標と指針であるべき存在である。

 

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