ダイの大冒険【86点】

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合計 ストーリー キャラクター 世界観 読みやすさ
86 8 9 9 9 8
意外性 臨場感or迫力 お薦め度 全体性 面白さ
9 8 9 8 9

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書評

 モンスターが暮らす島で育てられた主人公のダイは、ある日優しい島のモンスターたちが凶暴化する事態に襲われる。そこにかつて魔王を倒した勇者アバンと弟子のポップが現れ、アバンはその島のモンスターたちを救う。しかし、倒したはずの魔王ハドラーが現れ、ハドラー以上の力をもつ大魔王がいることをダイたちは知る。ハドラーを何とか撃退するが、それによってアバンは命を落としてしまう。ダイはポップとともに大魔王を倒すことを決意し、島を旅立つことに決めた。
 国民的ゲームドラゴンクエストを題材にした少年マンガの傑作。ゲームの面白さとオリジナリティを融合させ、全く新しいドラゴンクエストの物語となっている。1989年連載開始という古い作品だが、今読んでもなお色あせないストーリーをぜひ体感してもらいたい。

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評価点数の詳細を読む(ネタバレを含みます)

徹底評価

絵  8点

かなり高いレベルでマンガとしてまとまっている。
少年誌らしい読みやすい絵が高評価。

ストーリー  9点

ストーリーは文句なし。強くなってボスを倒すというRPGのテンプレートだがうまく作られている。
元ネタであるドラゴンクエストをアレンジしているものなのでわずかに減点。

キャラクター  9点

キャラクターもよくできている。主人公のダイが成長し、それを支えるポップとマアム、ヒュンケルやクロコダインもパーティとしてとてもバランスがとれている。
そしてミストバーンはうまく存在を隠しながら正体を明かすことができた。

世界観  9点

ドラゴンクエストの世界を完璧に表現している。
こちらも元ネタがあるのでわずかに減点した。

読みやすさ  8点

すらすら読むことができ、寄り道もせずに進んでいける。
大魔王から一度撤退することと、最後の戦いがやや長かったように感じるので減点。

意外性  9点

こちらは元ネタをいかに裏切ってそれを上まわるかというところで高評価。
メドローアやオリハルコンの兵士などオリジナリティがあって良かった。

臨場感or迫力  8点

絵が昔の少年誌らしく線がしっかりとして読みやすいので逆に淡白に見える箇所もある。
しかし戦闘シーンなどもしっかりと描きこまれており高評価。

お薦め度  9点

間違いなく読んでほしい名作である。
ドラゴンクエストが好きな人に特にお薦めである。

全体性  8点

少し寄り道はあったような気がするがうまくまとまった。
分かりやすい物語だが、全体としては少し長い作品。

面白さ  9点

ドラゴンクエストのエッセンスを抽出し、オリジナリティを加えた完成度の高い作品。

合計  86点

 マンガ史に残る名作と言える。完全オリジナルの作品ではないため少し減点したが、ドラゴンクエストという国民的ゲームというある意味難しいテーマをうまくマンガ作品に仕上げた。仲間を作り、ともにレベルを上げ、武器をそろえ、途中の強敵を倒し、さらにレベルを上げ、大魔王に挑むというテンプレートを壮大なストーリーとして作り上げた。合体魔法や伝説の武器、強敵が仲間になるなどこちらが欲しいものを良いタイミングで放り込んでくれる。昔のドラゴンクエストを思い出させてくれる傑作である。

個人的な見所

 ダイを支えるポップの活躍なしではこの名作は語れないだろう。伝説の勇者だけでは大魔王は倒せない。それを支える人たちの重要性を改めて認識できる。余計なことがたくさん書かれてあるビジネス書のチーム論を読むくらいなら、この作品を読む方がためになるかもしれない。

 

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