ジパング【81点】

[ad#kijiue]

 

 

合計 ストーリー キャラクター 世界観 読みやすさ
81 9 9 7 8 7
意外性 臨場感or迫力 お薦め度 全体性 面白さ
7 10 9 7 8

*スマートフォンでご覧の場合は表を左右にスクロールしてください

書評

 海上自衛隊のイージス艦みらいは海外派遣の任務を受け出港したがミッドウェー沖の暴風に巻き込まれる。その直後、通信などに不具合が生じて乗員たちに不安が募る中、戦艦大和を始めとする大日本帝国海軍の連合艦隊を発見する。1942年6月4日、ミッドウェー海戦前の洋上にタイムスリップしてしまったことが判明する。そんな中、撃墜され水没していく水上機から救出した草加拓海少佐を助けたことにより、そこにいるはずのない彼らは歴史の流れに深く巻き込まれてしまう。
 沈黙の艦隊に続き、圧倒的な画力とストーリー構成で作られたこの作品。単純な戦争バトルものとしても、歴史タイムスリップものとしても、核問題を考える社会はマンガとしても、どの読み方でも満足してくれる名作である。日本の歴史に刻み込まれたあの戦争をこれまでとは全く違った視点で捉えることができるこの作品は日本人必読の書と言える。

試し読みをする
外部サイト「ソク読み」

 

◆この作者の他作品◆
沈黙の艦隊【84点】

評価点数の詳細を読む(ネタバレを含みます)

徹底評価

絵  9点

絵はとても高評価。
人物の表情も良いし、何より戦闘機や戦艦の描き込みが素晴らしい。

ストーリー  9点

太平洋戦争時代にタイムスリップしたという設定。
見たことのある設定だがそこからの発展のさせ方が素晴らしい。

キャラクター  7点

キャラクターは悪くはないのだが、多すぎて収取がつかないのと全てのキャラを活かしきれていないのでやや減点。

世界観  8点

現代の日本人と戦中の日本人の感覚と守りたいものが複雑に絡み合い葛藤する独特の世界観。
見事に引き込まれていく。

読みやすさ  7点

内容が複雑で難しいため読みやすいとは言えない。
絵やストーリーは素晴らしいので苦にはならない。

意外性  7点

終盤までかなりハラハラさせられる展開で高評価だった。
あとはラストをどう締めるかというところだったが、賛否が分かれるだろう。10点を付ける展開になってほしかった。

臨場感or迫力  10点

文句なしの満点である。
戦闘シーンは圧巻の一言。

お薦め度  9点

間違いなく読んでおくべき作品である。
戦争とは核とはといった当然考えなければならない問題について向き合うことができる。

全体性  7点

やはりラストが何とも言えない展開になり減点。
自分の祖父が存在していなかったので角松が生き残ったということは分かるが、その他の乗組員が全て死亡してしまうというのは何とも言えない展開だった。

面白さ  8点

かなり面白い作品なのだがやはり全体として見ると惜しい。

合計  81点

 現代のイージス艦がタイムスリップしてアメリカの連合艦隊と戦い、核の製造を通して戦争がどのように終結するか。間違いなく展開としては引き込まれ、そしてラストまでワクワクさせられた。そこまでの盛り上げ方が巧みすぎて期待しすぎたのかもしれないが、角松だけ生き残り現代まで生き抜くというのはどうかなというラストだった。
 ただ、草加の思いやアメリカ軍の考え、国に生きる人たちの生活など様々なものを読者は考えさせられ、知識として蓄えることが出来る。そして核という人類が生み出した脅威とどう向き合っていくべきかという問いも否応なしに突きつけてくる。沈黙の艦隊に続き、考えさせられるマンガ作品である。

個人的な見所

 何といってもイージス艦の戦闘シーンが面白い。実際の戦争では人の命が失われるので面白いなどと言っては不謹慎ではあるが、このような戦闘は男子にとって魅力的なものである。

 

記事をたたむ

 

 

[ad#kijishita]

1コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です